しめじ冷凍保存の新常識!水洗い厳禁の理由と旨味を激増させる極意
しめじ冷凍保存の新常識!水洗い厳禁の理由と旨味を激増させる極意の全体像を詳しく解説してご紹介します。
しめじのポテンシャルを最大限に引き出すためには、冷凍前の下処理にちょっとしたコツが必要です。可食部を無駄にせず、毎日の調理で使いやすく小分けするための手順を整理します。
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まずはしめじの石づき(軸の根元にある硬い部分)の切り落とし方です。株の真ん中あたりでバッサリと水平に切ってしまうと、食べられる軸の部分まで大量に捨ててしまうことになります。包丁の刃先を斜めに入れ、鉛筆を削るように円錐形にくり抜く「V字カット」を行うか、あるいは株を半分に割ってから根元の硬い黒っぽい接合部だけを最小限に切り落とすことで、可食部を約15〜20%多く残すことが可能です。
石づきを除去した後は、手で1〜2本ずつの小房に優しくほぐします。塊のまま凍らせると使う際に包丁で割らなければならず、細胞を余計に押しつぶす原因になります。ほぐしたしめじは、食品用のジッパー付き保存バッグ(フリーザーバッグ)へ重なりすぎないよう平らに入れます。
密閉時のポイントは、袋の中の空気を極限まで追い出すことです。空気が残っていると、保存期間中にしめじ自身の水分が昇華して「霜」となり、乾燥と酸化(冷凍焼け)を引き起こします。ジッパーをほぼ閉めた状態でストローを使って空気を吸い出すか、水圧を利用して袋の空気を抜いて密閉すると完璧な状態を作れます。平らに均した状態で熱伝導率の高いアルミトレイに乗せて冷凍庫へ入れれば、組織へのダメージを抑えた急速冷凍が完了します。この方法を守れば、しめじの冷凍保存期間は約1ヶ月(最長で約6週間)しっかりと鮮度と風味を保つことができます。