宝くじで5億円当たると手取りは?税金や受取手順と当せん者の末路

宝くじで5億円当たると手取りは?税金や受取手順と当せん者の末路の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

巨額の富を手にしたはずの高額当せん者が、数年後に破産したり人間関係を崩壊させたりする「高額当選者の末路」は、都市伝説ではなく実例が存在します。その原因の多くは、金銭感覚の麻痺と税金の知識不足にあります。

最も陥りやすい落とし穴が「贈与税」です。宝くじの当せん金自体は非課税ですが、受け取った5億円の中から「親に1億円あげよう」「子どもに5000万円渡そう」と無計画に分配すると、受け取った側に最高税率55%の贈与税が容赦なく課せられます。5000万円を贈与した場合、半分近くが税金として徴収されてしまう計算です。

この事態を防ぐための鉄則が、みずほ銀行での換金手続き時に「共同購入」の形をとることです。最初から分配したい家族全員で銀行へ行き、当せん金をそれぞれの口座へ直接振り分ける手続きを行えば、それぞれが非課税枠の当せん金を受け取った扱いになり、贈与税は一切発生しません。

さらに絶対に忘れてはならないのが、みずほ銀行が発行する「当せん証明書」の取得です。後日、億単位の現金で不動産を購入したり口座残高が急増したりすると、税務署から資金の出所を疑われる「お尋ね」が届くことがあります。その際、当せん証明書が一枚あれば、不正蓄財や脱税ではなく宝くじによる非課税所得であることを一発で証明できます。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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