パーカーの書き方徹底解説!なぜ不自然?初心者が劇的に上達する立体構造とシワの極意
パーカーの書き方徹底解説!なぜ不自然?初心者が劇的に上達する立体構造とシワの極意についての真相をお届けします。
フードの立体が整ったら、次はリアリティを左右する細部表現に進みます。ここでの成否を分けるのが、パーカーシワの描き方とパーカーの紐描き方の整合性です。
パーカーのシワを描く際は、「引っ張られる力(張力)」と「重力によるたるみ」の2点のみに着目します。肩先から胸元、肘の内側、そして裾のリブ(ゴム部分)の上に溜まる布の3箇所が主要なシワの発生源です。薄手のシャツのように鋭角で細かいシワを多用すると生地のヘビーウェイト感が失われるため、太めの丸みを持ったシワを大胆に配置するのが鉄則です。
そして、多くの描き手が見落としがちな盲点がフードから垂れるドローコード(紐)です。紐を単なる直線で描いてしまうと、胸の起伏を無視した平面的表現になってしまいます。紐は胸のふくらみ(大胸筋や乳房の稜線)に沿ってわずかに湾曲しながら落下し、先端の金具(アグレット)の重みによって垂直に引かれます。さらに、左右の紐の長さを意図的に少し変えたり、片方を軽く結んだりするニュアンスを加えることで、イラストに生命感が宿ります。