フィジークとは?ボディビルとの違いや審査基準・最新魅力を徹底解説

フィジークとは?ボディビルとの違いや審査基準・最新魅力を徹底解説の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

フィジーク(Men's Physique)とは、2010年代初頭にアメリカで誕生し、瞬く間に世界中へと広がったフィットネス競技の一種です。一言で表すなら「ビーチで最も映える、健康的で引き締まった肉体美」を競うカテゴリーと言えます。

長年、筋肉の競技といえば「ボディビル」がその代名詞でした。しかし、ボディビルが極限までの筋肥大(バルク)と体脂肪の極限削ぎ落とし、そして全身の筋肉の溝(筋線維のストリエーション)を評価する「超人的な肉体の構築」を目指すのに対し、メンズフィジークは一般的な視線から見ても「かっこいい」「スタイリッシュ」と感じられるバランスを重視します。

両者の最も象徴的な差異は、着用するコスチュームと評価対象となる部位に表れています。ボディビルでは臀部や大腿部の極限の発達を披露するために極小のポージングトランクス(ビキニブリーフ型)を着用しますが、メンズフィジークでは膝上丈のボードショーツ(サーフパンツ)を着用します。このサーフパンツを履く理由は、競技の発祥がサーフカルチャーやビーチリゾートにおける男性の理想像に根ざしているためです。膝上までが隠れるため、大腿部の筋肥大そのものは直接の審査対象外となり、上半身のシルエットと全体のプロポーションが勝負の主戦場となります。

求められる筋肉のつき方も明確に異なります。ボディビルが全身のあらゆる筋肉を極限まで大きくする「足し算の美学」であるのに対し、フィジークはウエストを極限まで細く保ちながら、肩(三角筋)と背中(広背筋・大円筋)を横に広げることで生まれる「砂時計型のアウトライン(Vシェイプ)」を最重要視する「バランスと対比の美学」です。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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