ニンニクの芽は臭わない?翌日の口臭・体臭の真相と劇的消臭対策
ニンニクの芽は臭わない?翌日の口臭・体臭の真相と劇的消臭対策の重要なポイントについて、最新情報を詳しくお届けします。
一般的に流通しているニンニクの芽は、植物学的にはニンニク(Allium sativum)の花茎(トウ)にあたる部位です。「葉野菜に近いから翌日に響かないだろう」と油断されがちですが、ニンニクの芽匂い比較を科学的に行うと、見過ごせない事実が浮かび上がってきます。
特有のパンチのある匂いを生み出す源泉は、イオウ化合物の一種である「アリイン」と、組織が傷つくことで酵素アリイナーゼの作用により生成される「アリシン」です。文部科学省の日本食品標準成分表や食品分析機関の基礎データを照合すると、100gあたりのニンニクの芽アリシン含有量(前駆体を含む全イオウ化合物換算)は、鱗茎(普段食べる球根部分)の約3分の1から4分の1程度にとどまります。この数値だけを見れば「確かに匂いは控えめ」と結論づけられがちです。
しかし、ここに人間心理と食生活の大きな落とし穴が存在します。普段の料理でニンニクの鱗茎を1回に100gも丸ごと食べる人は稀ですが、ニンニクの芽は野菜として炒め物に1把(約100g)まるごと投入され、1人で50〜80gを平らげてしまうケースが日常茶飯事です。結果として、体内に取り込まれるイオウ化合物の総量はニンニク丸ごと1〜2片を食べたのと同等になり、翌日の強い残り香を引き起こします。