刷毛引き仕上げで後悔?滑り止め効果と金鏝の違いをプロが解説
刷毛引き仕上げで後悔?滑り止め効果と金鏝の違いをプロが解説とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
Q1:刷毛引き仕上げの費用は、金鏝仕上げと比べてどのくらい高くなりますか?
A1:基本的に費用相場はほぼ変わりません。一般的な土間コンクリート工事(下地路盤工・メッシュ配筋工込み)で1平米あたり8,000円〜12,000円程度です。金鏝で平らに整えたあとに刷毛を引く工程となるため、業者によっては同額、あるいは数パーセント程度の手間賃が加算される程度です。
Q2:刷毛引き仕上げは年月が経つとすり減って滑るようになりますか?
A2:普通乗用車が日常的に往復する程度であれば、5年〜10年で完全に平滑になって滑り止め効果を失うことは稀です。ただし、頻繁にその場でハンドルを切る旋回ポイントでは、表面の骨材が磨かれて徐々にツルツルになるケースがあります。
Q3:施工中に雨が降ってきた場合、やり直してもらうことは可能ですか?
A3:打設中に本降りの雨に打たれて表面が流れてしまった場合、硬化後に表面を削ってモルタルを塗り直すなどの補修が必要になります。完全な打ち直しを巡ってはトラブルに発展しやすいため、工事着工前に「降水確率が何%以上なら工事を延期するか」を書面やメールで業者と取り決めておくことが重要です。
Q4:モルタルの刷毛引き仕上げとコンクリートの刷毛引き仕上げは何が違いますか?
A4:厚みと強度が決定的に異なります。モルタル刷毛引きはセメントと砂を混ぜたもので、ブロック塀や基礎の立ち上がり化粧(厚み数ミリ〜数センチ)に使われます。一方、土間コンクリートは砂利(粗骨材)と鉄筋メッシュを含んで10cm以上の厚みで打設するため、車椅子の荷重や2トン超の自動車が乗っても耐えられる構造躯体となります。