はじめてのチュウ歌うあんしんパパの正体と奇跡の変声録音の全貌
はじめてのチュウ歌うあんしんパパの正体と奇跡の変声録音の全貌を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
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アニメ『キテレツ大百科』の歴代オープニング・エンディングテーマの中でも、圧倒的な知名度を誇る『はじめてのチュウ』。CDのジャケットやクレジットに記載されている歌手名「あんしんパパ」の正体は、この楽曲の作詞・作曲・編曲をすべて手掛けた音楽家、実川俊晴(じつかわ としはる)氏です。
実川氏は1960年代後半のグループサウンズ期から活動を開始し、1970年代には伝説的ポップグループ「マキシン・マキ」や「ピクニック」などで洗練されたメロディセンスを発揮してきた実力派アーティストです。CMソングや劇伴音楽、他アーティストへの楽曲提供など多岐にわたるフィールドで活躍していました。
当時、アニメ制作陣から「子どもが口ずさみたくなるような、キャッチーかつ少し不思議な楽曲」の発注を受けた実川氏は、デモテープの制作段階で自身が考案した特殊な歌唱法を用いて吹き込みを行いました。そのデモ音源の完成度とキャラクター性があまりに群を抜いていたため、制作サイドから「この歌声のまま本番リリースしよう」と熱烈なオファーを受け、急遽「あんしんパパ」という架空のキャラクター名義義義が設定されるに至ったと当時の関係者は証言しています。
日本コロムビアからリリースされた原曲の発売日は1990年5月1日(8cmシングルCD)。当初は短期間のエンディングテーマとしての起用予定でしたが、視聴者からの凄まじい反響を受け、オープニングテーマへの昇格や再度のエンディング起用など、異例のロングラン起用が続くことになりました。