自宅で味わう最高峰!生ハム原木の正しい選び方と切り方の極意
自宅で味わう最高峰!生ハム原木の正しい選び方と切り方の極意に関する深掘り記事を分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。
原木を手に入れた後に待ち受ける最大の醍醐味が「カット(削り出し)」の作業だ。切り方ひとつで、口当たりも風味の立ち上がりも全く別物へと変化する。
「生ハムを切る行為は、肉に命を吹き込む詩のようなものだ」——そう語るのは、オバマ元大統領やハリウッドスターにも腕を振るい、世界最高峰のコルタドールとして知られるフロレンシオ・サンチドリアン氏だ。彼が提唱するカットの極意は、決して力任せにしならせないこと。専用ナイフの刃全体を使い、バイオリンの弓を滑らせるように軽く前後させるのがコツだという。
理想的な厚みは、向こう側がうっすらと透けて見えるほどの薄切り。常温になじませることで脂が溶け出し、舌の上に乗せた瞬間に甘みが爆発する。カットする直前に原木を室温(20度前後)に戻しておくことも、風味を損なわないための決定的なポイントだ。