「にじのむこうに」なぜ大人も泣ける?名曲の誕生秘話と歌詞の真意
「にじのむこうに」なぜ大人も泣ける?名曲の誕生秘話と歌詞の真意の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
インターネット上の掲示板や知恵袋などで散見されるのが、「坂田おさむお兄さんが現役時代に番組内で『にじのむこうに』をレギュラー歌唱していた」という誤解です。
記録を正確に辿ると、番組のスタジオクリップとして本曲を最初に歌ったのは、前述の通り速水けんたろう氏と茂森あゆみ氏のコンビです。坂田おさむ氏は「作詞・作曲者」として関わっており、自身が現役のお兄さんだった時期にはこの曲はまだ存在していませんでした。坂田氏自身が番組内で歌う姿が印象に残っている視聴者は、歴代キャストが集結した『おかあさんといっしょ 50周年・60周年ファミリーコンサート』などの特番ステージでの歌唱シーンと記憶が重なっているケースが多いと考えられます。
その後、この楽曲は以下のように歴代のうたのお兄さん・お姉さんへと大切に継承されていきました。
- 杉田あきひろ・つのだりょうこ期(1999〜2003年):エネルギッシュな歌声で世紀の変わり目を盛り上げる。
- 今井ゆうぞう・はいだしょうこ期(2003〜2008年):透明感あふれるハーモニーで楽曲の抒情性をさらに深める。
- 横山だいすけ・三谷たくみ期(2008〜2016年):歴代最長クラスの在任期間の中で、数多くのコンサートのクライマックスを飾る。
- 花田ゆういちろう・小野あつこ/ながたまや期(2017年〜現在):現代的なアレンジも交えつつ、子どもたちに夢を届け続ける。
30年以上にわたり、どの時代のお兄さん・お姉さんも一度は必ずと言っていいほど歌唱しており、世代ごとに「自分の時代のにじのむこうに」が存在することが、この曲の国民的知名度を不動のものにしています。