銀河鉄道999星野鉄郎の選択|機械の体を拒んだ理由と劇場版の謎を解明
銀河鉄道999星野鉄郎の選択|機械の体を拒んだ理由と劇場版の謎を解明の全体像を詳しく解説してご紹介します。
映画第1作で大いなる成長を遂げ、地球へ帰還した鉄郎でしたが、その後の運命は決して平穏なものではありませんでした。1981年に公開された劇場版第2作『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終結篇』では、過酷な現実が容赦なく描かれます。
地球は機械化帝国に代わる新たな支配勢力「黒騎士ファウスト」率いる軍勢に制圧され、生身の人間たちは徹底的な弾圧を受けていました。鉄郎はボロボロの衣服をまとい、パルチザンの若きリーダーとして泥まみれの市街戦に身を投じていたのです。かつての憧れの面影は消え失せ、冷徹な戦士としての顔つきを強いられていた鉄郎の元へ、再び999号が訪れます。
この過酷な再会と旅路路の果てに明かされたのは、宿敵である黒騎士ファウストの正体が「鉄郎の実の父親」であったという衝撃の事実でした。父は機械の永遠を選び、息子は生身の有限を選んだ。自らのルーツである父親との血の決闘を制し、鉄郎は真の意味で「親の世代が遺した呪縛」に自らの手で終止符を打ちます。
ラスト、崩壊する惑星大アンドロメダを脱出し、再びメーテルと永遠の別れを交わした鉄郎は、もはや泣き叫ぶ少年ではありませんでした。「少年の日の夢を胸に、現実の荒野を一人で歩き出す男」の顔をしていました。漫画『エターナル編』など松本零士が後に描いた派生世界でも、鉄郎は常に「自分の足で歩き続ける意志」を持ち続け、宇宙のどこかで戦い続けています。