アルカリ性の飲み物大全!健康効果の真相とおすすめ一覧【2026】

アルカリ性の飲み物大全!健康効果の真相とおすすめ一覧【2026】の特集記事をお届けします。役立つ情報がチェックできます。

巷で語られる「酸性食品・アルカリ性食品」の分類には、長年多くの誤解がつきまとってきました。化学の世界におけるpH値(水素イオン濃度指数)と、栄養学における食品分類は明確に異なります。栄養学における分類は、食品そのものの液性ではなく、体内で代謝された後に残るミネラルの種類によって決定されます。

食品を燃焼させた灰の中に、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの「アルカリ性ミネラル(陽イオン)」が多く残るものがアルカリ性食品です。逆に、リンや硫黄、塩素といった「酸性ミネラル(陰イオン)」が多く残るものが酸性食品と定義されています。

身近な飲料の分類と液性を整理した一覧は以下の通りです。

飲料名液体のpH値食品としての分類と特徴アルカリイオン水pH 9.0〜10.0(弱アルカリ〜アルカリ性)アルカリ性食品。電気分解により生成された飲用水。温泉水・深井戸水pH 8.0〜9.9(弱アルカリ〜強アルカリ性)アルカリ性食品。天然のアルカリミネラルを豊富に含有。緑茶・麦茶・ルイボスティーpH 6.0〜6.5(中性〜弱酸性)アルカリ性食品。カリウム等を豊富に含み、代謝後はアルカリ性を示す。レモン水・果汁pH 2.0〜3.0(強酸性)アルカリ性食品。クエン酸が体内で燃焼し、カリウム等が残るため。牛乳pH 6.6〜6.8(弱酸性)弱アルカリ性〜中性食品。カルシウムとリンをバランスよく含む。ドリップコーヒーpH 5.0前後(弱酸性)弱酸性食品。抽出液の酸度が高く、代謝後も酸性寄りに作用。炭酸飲料・エナジードリンクpH 2.5〜3.5(強酸性)酸性食品。糖分とリン酸、炭酸が多く含まれる。

代表的な例が「レモン水」です。口に含んだ瞬間は強い酸味を感じ、水溶液としても強酸性(pH2〜3)ですが、含有されるクエン酸は体内で代謝されて水と二酸化炭素に分解されます。最終的に残るのは豊富なカリウムなどのアルカリ性ミネラルであるため、レモン水は優秀なアルカリ性食品として扱われます。

一方、毎日の食卓に欠かせない牛乳については、「牛乳はアルカリ性か酸性か」という議論が頻繁に交わされます。液性自体はpH6.6前後のごくわずかな弱酸性ですが、骨を形成するカルシウム(アルカリ性)とリン(酸性)を双方バランスよく含むため、実質的には中性に極めて近い弱アルカリ性食品として位置づけられます。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest