電波人間タックル衝撃の最期と非公認の真相|初代岡田京子の悲話に迫る
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特撮番組の歴史において、レギュラーヒロインが劇中で壮絶な戦死を遂げる展開は、当時としては前代未聞の衝撃を視聴者に与えました。その運命の日となったのが、『仮面ライダーストロンガー』第30話「さようならタックル!最後の活躍!!」(1975年10月25日放送)です。
ブラックサタン壊滅後に現れた強大な敵「デルザー軍団」の改造魔人・ドクターケイトと対峙した岬ユリ子(タックル)は、ケイトが放つ猛毒「ケイト毒液」を浴びてしまいます。医師の手当てを受けるも解毒は不可能であり、ユリ子は自らの余命が残り数時間であることを悟りました。
自らの死期を悟ったユリ子は、相棒である城茂に毒のことを一切告げず、足手まといになることを拒み、単身ドクターケイトのアジトへと乗り込みます。そこで放たれたのが、自らの全エネルギーを解放し、肉体への致死的な反動を伴う禁断の必殺技「ウルトラサイクロン」でした。
ドクターケイトを相打ち同然で粉砕したタックルでしたが、その肉体はすでに限界を迎えていました。駆けつけた茂の胸の中で、「茂さん、私……女ですもの。あなたの役に立ちたかったの」という言葉を遺し、静かに息を引き取ります。茂が亡きユリ子の墓前で流した男泣きの涙と、「ユリ子、お前は立派だったぞ」と誓う怒りの変身シーンは、昭和仮面ライダー屈指の名場面として語り継がれています。