相撲呼出の給料と階級制度の裏側!土俵作りから年収まで徹底解説

相撲呼出の給料と階級制度の裏側!土俵作りから年収まで徹底解説を詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。

行司と同様に、呼出の世界にも厳格な階級制度が存在します。日本相撲協会の番付編成要領に基づき、呼出は以下の9つの階級に明確に格付けされています。

最高位に君臨するのが、結びの一番などを担当する「立呼出(たてよびだし)」です。原則として定員は1名であり、呼出の頂点として土俵進行の全責任を背負います。その下に位置するのが「副立呼出」(定員1名)、大関戦などを担当する「三役呼出」、幕内取組を担う「幕内呼出」と続き、十両、幕下、三段目、序二段、そして入門直後の「序ノ口呼出」へと至ります。

行司との大きな違いとして、行司は土俵上で勝敗を裁定する「審判員」の役割を持つため佩刀(短刀)を差す階級がありますが、呼出は進行と設営を取り仕切る「興行の実務責任者」という位置付けです。そのため、階級が上がるほど呼び上げる力士の番付が高くなるだけでなく、土俵築きの現場指揮や、協会内外の調整役としての重責が増していきます。

立呼出への昇進は単なる年功序列ではなく、呼び上げの美声、声量、土俵作りの技術、土俵上での落ち着きや立ち居振る舞い、さらに後輩を統率する人格的要素が総合的に審査されます。過去には適任者が不在として立呼出が空位になった時期もあり、伝統の看板を守るプレッシャーは想像を絶するものがあります。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest