元関脇逆鉾の生涯と早すぎる別れ|すい臓がん闘病と弟寺尾の絆
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逆鉾昭廣氏を語る上で欠かせないのが、父である元関脇・鶴ヶ嶺から続く相撲一家の系譜です。長男の鶴嶺山、次男の逆鉾、三男の寺尾の3人は「井筒三兄弟」として昭和末期から平成初期の相撲人気を牽引しました。
特に次男・逆鉾と三男・寺尾はともに同時期に関脇まで昇進し、史上初となる「兄弟同時三役」を達成するなど、角界の歴史に燦然と輝く金字塔を打ち立てました。端正な顔立ちと激しい突っ張りでアイドル的人気を誇った寺尾に対し、逆鉾は玄人好みの技能派として確固たる地位を築いていました。
力士名(四股名)最高位・主な実績取り口の特徴・スタイル角界における評価・功績逆鉾 昭廣(次男)関脇(在位21場所)
三賞9回、金星2個天下一品のもろ差し、左四つ、土俵際の逆転技技術派の代表格。井筒部屋を継承し横綱鶴竜を育成寺尾 常史(三男)関脇(在位7場所)
三賞7回、金星7個回転の速い突っ張り、闘志あふれる押し相撲錣山部屋を創設。平成の大相撲ブームを牽引した人気力士鶴嶺山 宝祥(長男)十両2枚目堅実な右四つ、寄り身三兄弟の長男として弟たちを精神的に支え続けた存在