ステンレスに磁石がつくのは偽物?Sus304と430の違いと見分け方

ステンレスに磁石がつくのは偽物?Sus304と430の違いと見分け方に関する質問を分かりやすくまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

ネット通販で「高耐久ステンレス製」と謳われたカトラリーやラックを購入し、手持ちの磁石を近づけた瞬間に吸着してショックを受けた経験を持つ人は少なくありません。知恵袋やレビュー欄には「磁石がつくから粗悪な鉄製品だ」「騙された」といった怒りの投稿が散見されます。

しかし、精密金属材料を手掛ける特殊金属エクセル(Tokkin)などの専門資料や業界統計によると、JIS規格に登録されているステンレス鋼のうち、磁石につかないのは「オーステナイト系」と呼ばれる一部のグループのみです。包丁に使われる高硬度なステンレスや、IH調理器対応の鍋底、家電の外装パネルに使われるステンレスの多くは、生まれつき強力な磁性を持っています。

つまり、「磁石がくっつく=偽物・粗悪品」という判断基準は科学的に完全に誤りです。本物であっても、使われている素材の分類や製造工程によって磁石がしっかりとくっつく正当な理由が存在します。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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