首が痛い頭痛はなぜ起きる?危険なサインと受診すべき診療科を徹底解説

首が痛い頭痛はなぜ起きる?危険なサインと受診すべき診療科を徹底解説に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

いざ病院へ行こうとしても、「首が痛い頭痛は何科を受診すべきか」で立ち止まってしまうケースは極めて一般的です。頸部は整形外科の領域であり、頭痛は脳神経外科や内科の領域であるため、選択を誤ると「うちの科の専門ではない」と検査のたらい回しに遭うリスクがあります。最短で適切な診断・治療に到達するための最適ルートを整理しました。

① 最優先ルート:脳神経外科・脳神経内科
痛みの強さが尋常ではない、突然発症した、吐き気・めまい・麻痺を伴う場合は、一刻の猶予もなく脳神経外科を選択してください。頭部CTや高磁場MRI(3テスラ)を用い、くも膜下出血、未破裂脳動脈瘤、椎骨動脈解離、小脳梗塞などの致命的疾患の有無を最速で判定できます。

② 第2選択ルート:整形外科・脊椎脊髄外科
頭痛とともに「首を回せない」「首を後ろに反らすと腕が痛む」「手の指先にしびれや冷感がある」といった神経症状が主徴である場合は、整形外科が最適です。頸椎X線写真や頸椎MRIによって、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症・神経根症、変形性頸椎症の確定診断を行い、牽引療法、頸椎カラーの処方、神経ブロック注射などの専門的介入が受けられます。

③ 慢性難治性ルート:頭痛外来・ペインクリニック
脳や頸椎の画像診断で器質的な異常が否定されたにもかかわらず、痛みが数ヶ月以上持続し生活に支障をきたしている場合は、頭痛専門医が在籍する頭痛外来やペインクリニックの門を叩いてください。後頭神経ブロック注射によってダイレクトに痛みの伝達を遮断したり、片頭痛予防薬(CGRP関連製剤)の導入、筋弛緩薬や自律神経調整薬による薬物療法の最適化によって、長年の悪循環を断ち切ることが可能です。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest