猫の年齢の数え方|人間換算の早見表と健康寿命を延ばすケアの全技術

猫の年齢の数え方|人間換算の早見表と健康寿命を延ばすケアの全技術の特集記事をご紹介します。最新トレンドが詰まっています。

保護猫を家族に迎えた際、正確な誕生日がわからないケースは少なくありません。動物シェルターや動物病院の現場では、一体どのような身体的特徴から年齢を割り出しているのでしょうか。獣医学的な知見に基づいた猫の年齢見分け方を紐解きます。

判定において最も確度の高い指標となるのが、猫の歯と年齢の目安です。猫の歯は成長と加齢のプロセスを明確に記憶しています。

子猫の月齢の数え方においては、乳歯と永久歯の状態が決定的な判断材料になります。

  • 生後2〜3週間:切歯(前歯)が生え始める。体重は約200〜300g。
  • 生後3〜4週間:犬歯(糸切り歯)が生え揃う。
  • 生後6〜8週間:臼歯(奥歯)を含め、乳歯全26本が生え揃う。離乳食を完全に食べられる段階。
  • 生後4〜6ヶ月:乳歯が抜け、永久歯全30本へと生え変わる。

1歳を超えた成猫の場合、歯の摩耗具合と歯石の沈着度合い、歯肉の退縮具合が観察対象となります。 2歳頃までは歯冠が白く透明感を保っていますが、3〜5歳になると奥歯を中心に黄ばみや歯石が付着し始めます。7歳以上のシニア期に入ると、歯の先端がすり減って平らになり、歯周病による歯茎の赤みや後退、歯のグラつき・脱落が見られるようになります。

歯以外の観察ポイントとして、現場の獣医師が注視するのが「眼球」と「被毛」です。水晶体の透明度は加齢とともに低下し、10歳前後から核硬化症と呼ばれる青白い濁りが瞳の奥に生じます(白内障とは異なる加齢性変化)。また、毛並みの艶が失われてパサつきが目立ち始め、顎やヒゲの周囲に白い差し毛が増加することもシニア期特有の兆候です。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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