アナ雪「レット・イット・ゴー」の真実!原曲と日本語訳の決定的な違い
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世界的な大ヒットとなった『アナと雪の女王』ですが、初期のプロット段階ではエルサは完全な悪役(雪の女王のヴィラン)として描かれていました。妹のアナを凍りつかせ、国を意図的に脅かす冷酷なキャラクターとして設定されていたのです。
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この物語の根幹を根底から覆したのが、楽曲制作を担当したクリステン・アンダーソン=ロペスとロバート・ロペス夫妻でした。2人はエルサの心情を掘り下げる中で、「生まれ持った強大な力を隠し続け、周囲を傷つけることを恐れて生きてきた孤独な少女」の苦悩に焦点を当てました。
ブルックリンの公園を散歩しながらメロディと歌詞の構想を練った2人は、エルサが初めて自分を解放する場面の曲として「Let It Go」を書き上げます。そのデモテープを聴いた監督のクリス・バックとジェニファー・リーは大きな衝撃を受けました。
「こんなにも傷つき、切なく自分を解放する女性を、単なる悪役にできるはずがない」
この1曲の誕生によって脚本は全面的に書き直され、エルサは「恐怖と闘うもう一人の主人公」へと生まれ変わりました。楽曲が映画のストーリーそのものを救い、現代を象徴するシスターフッドの傑作へと導いたのです。