【2026最新】六甲山サイレンスリゾートの現在と閉業噂の真相を追う
【2026最新】六甲山サイレンスリゾートの現在と閉業噂の真相を追うの全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。
このプロジェクトを語る上で外せないのが、建物の持つ圧倒的な歴史的価値と、それを未来へ繋ぐ建築デザインです。
1929年(昭和4年)に宝塚ホテルの別館として開業した旧六甲山ホテルは、名建築家・古塚正治氏が手掛けたアール・デコ調のハーフティンバー様式が特徴で、国の「登録有形文化財」や経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定された名建築でした。老朽化に伴い一度はその役目を終えましたが、アルファロメオやマセラティなどを扱う正規ディーラー「八光エルアール」が事業を継承し、大規模な修復・保全工事を実施しました。
そして、全体のマスタープランと新設エリアの設計を担ったのが、プリツカー賞受賞建築家である坂茂(ばん しげる)氏です。坂氏の設計思想は、環境負荷を最小限に抑えつつ自然の景観とシームレスに溶け込む木造建築。既存の旧館が持つ重厚なクラシックの美しさをそのまま活かしつつ、新設される建築群が円環を描くように山肌と調和する景観は、建築愛好家からも極めて高い評価を集めています。