話題のラッシュリフトとは?従来パーマとの違いや傷む噂の真相を徹底比較
話題のラッシュリフトとは?従来パーマとの違いや傷む噂の真相を徹底比較について押さえておきたい 注意点を分かりやすく解説いたします。
美容メディアやSNSの広告では「化粧品登録だから自まつ毛が傷まない」「トリートメント成分配合でまつ毛が健康になる」といった宣伝文句が飛び交っています。しかし、毛髪科学の観点から言えば、「パーマ施術を行ってダメージがゼロであることは構造上あり得ない」というのが客観的な真実です。
まつ毛の主成分はケラチンタンパク質であり、その内部は強固な「シスチン結合(S-S結合)」によって支えられています。ラッシュリフトは、1剤に含まれる還元成分によってこのシスチン結合をいったん切り離し、ロッドに沿わせて形を整えた後、2剤の酸化成分で再結合させるプロセスを踏みます。どれほどマイルドな処方であっても、タンパク質結合を切断・再構築する過程で、毛髪内部の水分やアミノ酸は流出し、キューティクルには微細な損傷が生じます。
ネット上で「ラッシュリフトでまつ毛がチリチリになった」「細く切れ毛が増えた」と報告される主な失敗理由は、以下の3点に集約されます。
- 薬剤の過軟化と放置時間オーバー:自まつ毛の太さや傷み具合を見極められず、規定以上の時間放置することで毛髪強度が破壊される現象。
- アルカリ剤の毛髪内部残留:施術後にアルカリを除去・中和するバッファー処理を怠ると、帰宅後も内部破壊が進行し毛先が乾燥する。
- 過度なハイペース施術:カールが落ちかけたまつ毛に3週間未満の間隔で連続施術を施し、毛髪の限界を超えてしまうケース。
また、形状的なデメリットも見逃せません。根元から角度をつけて真っ直ぐ立ち上げる設計上、「重度の眼瞼下垂や、まぶたの皮膚が厚く被さっている一重・奥二重」の場合、立ち上げた毛の根元が皮膚の重みで押し潰され、正面から全く上がって見えない、あるいは毛先がまぶたに突き刺さるといった不都合が生じます。万人に無条件で適した魔法の施術ではなく、まぶたの形状との相性がシビアに問われる技術なのです。