せいろを初めて使う時はそのままNg?空蒸し手順と失敗防ぐ手入れ法
せいろを初めて使う時はそのままNg?空蒸し手順と失敗防ぐ手入れ法とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
ひとくちにせいろと言っても、使われている樹種や構造によって使い勝手や香りの広がり方は大きく異なります。購入後のお手入れや料理への影響を理解するためにも、それぞれの特徴を把握しておくことが大切です。
家庭用として広く普及している「中華せいろ」は、蓋が竹の網代(あじろ)編みになっており、余分な蒸気が適度に抜けるため水滴が料理に落ちにくい構造をしています。一方の「和せいろ」は深さがあり、重い木蓋を載せることで蒸気を内部にしっかり閉じ込めるため、おこわや芋類、茶碗蒸しなどを一気に蒸し上げる用途に適しています。
素材ごとの価格帯や特性の違いは以下の通りです。
「杉せいろと竹せいろの違い」を比較すると、杉は蒸し上がりの香りが豊かで軽快な反面、竹に比べると乾燥時の収縮率がやや高めです。一方の竹は繊維が緻密で水分を吸いすぎず、油汚れに対しても比較的タフというメリットがあります。家庭で肉まんや普段の温野菜を中心に手軽に楽しむなら杉や竹の中華せいろが扱いやすく、蒸し料理の頻度や好みの香りに応じて選ぶのが賢明です。