ピーマンの花で栄養状態を見抜く!落花原因と収穫量倍増の秘訣

ピーマンの花で栄養状態を見抜く!落花原因と収穫量倍増の秘訣の最新情報を解説します。専門的な知識が詰まっています。

Q1:ピーマンの一番花が咲いた後、自然にポロリと落ちてしまいました。大丈夫でしょうか?
A1:全く問題ありません。むしろ初期の株作りとしては理想的な展開です。一番花が自然に落ちたことで、株は体力を消耗せずに根や茎葉の成長にエネルギーを集中できます。株が一段大きく育った後に咲く「二番花」「三番花」からしっかり着果させれば、何ら問題なく豊作を迎えることができます。

Q2:咲いている花を見たら雌しべが雄しべより短い「短花柱花」ばかりです。どう立て直せば良いですか?
A2:株が重度のスタミナ切れ(成り疲れ・肥料切れ)を起こしています。即効性のある対策として、①現在株についている実を小さくてもすべて収穫する、②即効性の液体肥料(500〜1000倍希釈)を水やり代わりに与える、③株元から少し離れた場所に緩効性化成肥料を追肥する、の3点を同時に実施してください。約1〜2週間で新しく咲く花が「長花柱花」へと回復します。

Q3:開花する前の小さな蕾の段階で黄色くなって落ちてしまいます。何が原因ですか?
A3:主な原因は「チッソ肥料の過多によるつるボケ」または「梅雨期の日照不足・過湿」です。葉が濃い緑色で異常に巨大化している場合はチッソ過多ですので、追肥を一切ストップし、水やりも控えめに管理してください。風通しを良くするために混み合った下葉を適度に間引くことも有効です。

Q4:ベランダ栽培の場合、人工受粉は筆や綿棒で毎日行うべきですか?
A4:綿棒等での人工受粉は原則不要です。ピーマンの花粉は非常に細かく、花や支柱を指先で軽く「トントン」と振動させるだけで十分に雌しべへ受粉します。朝9時〜10時頃の乾燥した時間帯に、株全体を軽く揺らしてあげるだけで十分な結実率が得られます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest