高速道路の真上!目黒天空庭園の魅力と富士山絶景・歩き方完全版

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目黒天空庭園が位置する場所は、かつて東急玉川線(玉電)の大橋車庫や東急バスの大橋営業所が置かれていた交通の要所でした。首都高速道路の3号渋谷線と中央環状線(山手トンネル)を結ぶ結節点として「大橋ジャンクション」の建設計画が持ち上がったのは1970年代に遡ります。しかし、住宅地が密集する約3万平方メートルの敷地で高低差約70メートルの道路を接続することは、騒音や大気汚染、景観悪化を懸念する地域住民との間で長期にわたる議論を呼びました。

事業主体の首都高速道路株式会社および目黒区、東京都は、この難課題を克服するために「完全覆蓋(ふうがい)型ループ構造」を採用しました。道路全体を巨大な楕円形のトンネル構造物で覆い、内部の排気ガスを最新鋭の換気所で浄化処理した上で排出する設計です。そして、その巨大な構造物の屋上部分を市民に還元する「大橋地区第二種市街地再開発事業」が本格始動しました。

2013年3月に開園した目黒天空庭園は、再開発ビル「クロスエアタワー」や「プリズムタワー」とデッキで直結。目黒区立大橋図書館や商業施設、医療モールともシームレスにつながる画期的な都市インフラとして完成しました。土木構造物と都市公園を高次元で融合させた建築設計が高く評価され、2013年度のグッドデザイン賞(金賞・未来づくりデザイン賞)や国土交通大臣賞など、名だたるデザイン・環境賞を総なめにしています。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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