日本最古のビヤホールライオン銀座七丁目店!一度注ぎと名建築の秘密
日本最古のビヤホールライオン銀座七丁目店!一度注ぎと名建築の秘密の要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。
店内の意匠設計を手掛けたのは、当時気鋭の建築家として名を馳せた菅原栄蔵(すがわらえいぞう)氏。「天恵(自然の恵みによるビールの豊穣)」をテーマに掲げ、空間の隅々にまで緻密なシンボリズムが散りばめられています。
まず圧倒されるのが、正面奥の壁面を覆い尽くす約280万ピースのガラスモザイク壁画です。赤や緑、金色に輝くガラスタイルで描かれているのは、ビール麦の収穫に歓喜する女性たちの姿。製作者たちが気の遠くなるような手作業で貼り合わせたこの大壁画は、見る角度や照明の反射によって刻一刻と表情を変えます。
見どころは壁画だけにとどまりません。ホールを支える赤煉瓦の太い柱は「大麦の穂」、天井を彩るドット柄は「ビールの泡」、そして照明器具は「たわわに実る葡萄の房」を模してデザインされています。ビヤホール全体がひとつの壮大なアートピースとして完成されており、席に座って周囲を見渡すだけでも時間を忘れてしまうほどの美しさを誇ります。