愛犬の肉球が熱い理由は?危険な発熱・熱中症の見分け方と応急処置
愛犬の肉球が熱い理由は?危険な発熱・熱中症の見分け方と応急処置とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
Q1:肉球が熱いのに、耳やお腹など体の一部が冷たいと感じる場合はどうすればいいですか?
A1:末梢血管の循環不全や、ショック状態の初期段階、あるいは重度の脱水を起こしている可能性があります。体温調節が正常に機能していない危険なサインであるため、自己判断で温めたり冷やしたりせず、速やかに獣医師の診察を受けてバイタルチェックを行ってください。
Q2:犬の肉球を冷やすとき、市販の冷却ジェルシートを貼っても大丈夫ですか?
A2:おすすめできません。人間用の冷却ジェルシートは犬の被毛や肉球の角質には密着しにくく、十分な冷却効果が得られません。さらに、犬が違和感から誤ってジェルを剥がして誤飲してしまう事故が多発しています。水で濡らしたタオルや、タオルでくるんだ保冷剤を使用してください。
Q3:肉球が熱く、愛犬が執拗に手足を舐め続けているのですが何が原因ですか?
A3:肉球の火傷、切り傷などの外傷、または「趾間皮膚炎(しかんひふえん)」やアレルギーによる強い痒み・痛みが疑われます。舐め壊すことで細菌感染が悪化し、患部が化膿して治癒が長期化するため、エリザベスカラー等を装着して患部を保護し、早めに動物病院で外用薬や抗生剤の処方を受けてください。
Q4:シニア犬(老犬)や子犬は、成犬に比べて肉球が熱くなりやすいですか?
A4:はい、体温調節機能が未熟な子犬や、自律神経の働きや筋力が衰えたシニア犬は、外気温の影響を受けやすく体温の変動幅が大きくなります。特にシニア犬は喉の渇きに気づきにくく、室内のわずかな温度上昇でも脱水や熱中症に陥りやすいため、エアコンによる厳密な温湿度管理(室温22〜25℃、湿度50〜60%)が推奨されます。