くしゃおじさんの正体と現在|顔芸の仕組みと昭和テレビ伝説を追う
くしゃおじさんの正体と現在|顔芸の仕組みと昭和テレビ伝説を追うの全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
くしゃおじさんの知名度を不動のものにしたのが、当時の国民的バラエティ番組であるTBS系『8時だョ!全員集合』へのゲスト出演でした。ザ・ドリフターズのいかりや長介氏、志村けん氏、加藤茶氏らと並び立ち、コントのクライマックスで「くしゃっ」と顔を潰した瞬間、公開収録会場の数千人の観客から地鳴りのような爆笑と悲鳴が巻き起こりました。
当時の放送作家や番組プロデューサーの回想によると、ドリフのメンバーたちも成田氏のプロフェッショナリズムとインパクトの強さには舌を巻いていたといいます。リハーサルでは極めて物静かで腰が低く、スタッフ一人ひとりに深々と頭を下げる実直な紳士でありながら、本番のカメラが回った瞬間に完璧なタイミングで怪芸を炸裂させる姿は、まさに職人芸そのものでした。
その後もフジテレビ系『ドリフ大爆笑』や数々の正月特番、バラエティ番組の隠し球として重宝され、昭和のテレビ動画やアーカイブ映像において「昭和バラエティの象徴」として欠かせないアイコンとなっていきました。