中村勘九郎と前田愛の馴れ初め秘話|共演から梨園を支える愛の全軌跡

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二人の物語の原点は、2001年に放送されたNHK夜の連続ドラマ『光の帝国 彼女の飛翔』での初共演に遡ります。当時、中村勘九郎さん(当時は二代目中村勘太郎)は19歳、前田愛さんは17歳。人気作家・恩田陸氏のSFファンタジー小説を原作とした同作で、二人は過酷な運命に立ち向かう少年少女役として息の合った演技を披露しました。

クランクアップ後、同世代の役者仲間として連絡を取り合うようになった二人は、互いの舞台や出演作を鑑賞し合うなかで自然と距離を縮めていきます。伝統芸能の世界で幼少期から厳格な修練を積んできた勘九郎さんと、幼い頃から芸能界の第一線でキャリアを築いてきた前田さんは、若くしてプロ意識を共有できる得難い理解者同士でした。

交際期間は約8年間に及びました。若手歌舞伎俳優として芸の研鑽に励む勘九郎さんの多忙なスケジュールを考慮し、目立った派手なデートを控えて静かに愛を育んだ姿勢は、当時から梨園関係者の間でも「極めて誠実な交際」と高く評価されていました。

そして2009年、勘九郎さんは自身の自室で「結婚してください」とシンプルかつ飾らないストレートな言葉でプロポーズ。前田さんもその真っ直ぐな想いを快諾し、同年10月に都内のホテルで約600人もの関係者が参列する豪華な結婚披露宴が執り行われました。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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