リサとガスパールの正体は犬?うさぎ?関係性や最新動向を徹底解説
リサとガスパールの正体は犬?うさぎ?関係性や最新動向を徹底解説とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
白と黒のコントラスト、そして赤と青の対になるマフラーから、「リサとガスパールはカップル(恋人同士)なの?」という推測がネット上でも頻繁に見られます。しかし、物語における2人の関係性は恋人ではなく「無二の親友(クラスメイト)」です。
2人の劇的な出会いは、絵本『リサとガスパールのであい』で詳しく描かれています。転校生としてクラスにやってきたリサを見たガスパールは、自分と姿かたちがそっくりな彼女に対して、最初は猛烈なライバル心と反発を覚えます。周囲の生徒たちから「似ている」とからかわれたことも重なり、休み時間に取っ組み合いのケンカへと発展してしまいました。
しかし、ケンカの最中にガスパールの青いマフラーがちぎれてしまったことをきっかけに、2人は互いの内面にある共通点と孤独に気づきます。仲直りの証として、リサは自分の赤いマフラーを、ガスパールは青いマフラーを互いに交換しました。この「マフラーの交換」こそが、2人が強い絆で結ばれた決定的な瞬間であり、現在身につけているマフラーは互いの友情の証そのものなのです。
この温かな世界観を生み出したのは、フランス在住の夫妻である作者のアングットマン(Anne Gutman)氏と、画家のゲオルグハレンスレーベン(Georg Hallensleben)氏です。
誕生のきっかけは1999年のクリスマス。アン氏が夫のゲオルグ氏にプレゼントした一冊の小さな手帳でした。その手帳の余白に、ゲオルグ氏が油絵の具で描いた小さな黒い生き物のスケッチこそが、のちのガスパールの原型でした。妻の紡ぐ軽やかでリアルな言葉と、夫の描く重厚で温かい油彩画が奇跡的に融合し、2000年に最初の絵本が出版されて以来、世界的な名作へと育っていったのです。