東京都の県庁所在地は「東京」か「新宿区」か?正解と歴史の真相

東京都の県庁所在地は「東京」か「新宿区」か?正解と歴史の真相の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

もともと東京都庁舎は、千代田区丸の内(現在の東京国際フォーラムの敷地)にありました。丸の内に庁舎があった時代は、所在地を「千代田区」とするか「東京」とするかの議論はありつつも、皇居周辺の都心部として自然に受け止められていました。

状況が大きく変化したのは、1980年代後半の鈴木俊一都知事時代です。丸の内の旧庁舎は老朽化が進み、業務スペースの分散化や耐震強度の不足が深刻な課題となっていました。同時に、過度な一極集中が進む丸の内・大手町エリアから業務機能を分散させ、副都心である新宿を育成する「多核多心型都市構造」への転換が掲げられました。

1991年(平成3年)4月、丹下健三設計による新都庁舎が西新宿に開庁し、都政の中心機能が正式に丸の内から新宿へと移転しました。この大規模な移転劇によって、「都庁の所在地=新宿区」という事実が日本全国に広く定着することになりました。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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