サーマルリレーとは?仕組みや役割・トリップ原因とブレーカーとの違いを徹底解説

サーマルリレーとは?仕組みや役割・トリップ原因とブレーカーとの違いを徹底解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

サーマルリレーは、正式名称を「熱動継電器(Thermal Overload Relay)」と呼び、JIS規格や電気図面では「THR」や「TOLR」、機器番号「51」(過電流継電器に準ずる表記)などで表されます。主たる役割は、モーターへ過大な電流が流れ続けた際に、熱を感知して制御回路の信号を遮断し、モーターへの給電を停止させることにあります。

モーターは定格を超える過負荷状態や軸受の焼き付きで回転が拘束されると、定格の数倍に及ぶ電流が流れ続けます。そのまま放置すると巻線の絶縁被膜が熱で溶損し、ショートや火災を引き起こします。サーマルリレーは過負荷保護(オーバーロード保護)を担い、設備と安全を守る中核部品として組み込まれています。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest