まさかあの人が…うつ病の人がとる行動と見落としがちなSosサイン
まさかあの人が…うつ病の人がとる行動と見落としがちなSosサインを徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。
本人に自覚がない場合や、周囲が医療機関への受診を勧めるべきか迷う際、極めて重要になるのが客観的な医学基準です。米国精神医学会の診断基準(DSM-5)や世界保健機関(WHO)のICD-11において、うつ病の診断には明確な期間と症状の規定が存在します。
受診を判断する最大の基準は、「抑うつ気分または興味・喜びの喪失を含む複数の症状が、2週間以上ほぼ毎日続き、社会生活に明らかな支障が出ているか」という点です。単なる一時的な落ち込みや悲しみは数日から1週間程度で波がありますが、うつ病は外部環境が好転しても症状が継続します。
うつ病の初期症状セルフチェックを行う際、本人が自身の異常を頑なに認めないケースも珍しくありません。精神的な不調を自覚できず、原因不明のめまいや胃腸障害といった身体症状ばかりを訴える「仮面うつ病」の病態を呈している場合、内科や脳神経外科で異常なしと診断されたデータを足がかりに、「自律神経の専門医で体を休める薬をもらいに行こう」と身体の治療を名目に受診を促すアプローチが効果的です。