お台場は何区?3区に分かれた境界線の真相を徹底解説

お台場は何区?3区に分かれた境界線の真相を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

「お台場は何区?」という問いに対する最も正確な回答は、「エリアの大部分が港区台場、江東区青海、品川区東八潮の3区にまたがっている」という事実です。

東京都が策定した都市計画上の正式名称は「東京臨海副都心」。総面積はおよそ442ヘクタールに及びますが、この広大な埋立地は驚くほど複雑に3区へ割り振られています。日常的に観光客やオフィスワーカーが歩いているペデストリアンデッキや横断歩道の下には目に見えない区境が走っており、自分が今どの区の地面を踏んでいるのかを意識している人は決して多くありません。

最も象徴的なエリア区分を整理すると、以下の3層構造が浮かび上がります。

まず、ゆりかもめの「お台場海浜公園駅」から「台場駅」周辺、商業施設のアクアシティお台場やデックス東京ビーチ、そしてフジテレビ本社ビルが鎮座する一帯が港区台場一丁目・二丁目です。ここは一般の人々が思い浮かべる「ザ・お台場」の中心地といえます。

続いて、ダイバーシティ東京 プラザやテレコムセンター、東京テレポート駅、日本科学未来館、そしてかつてパレットタウンが存在したエリア(現・イマーシブ・フォート東京周辺)は、すべて江東区青海(あおみ)一丁目・二丁目に属しています。「お台場の中核」に見える巨大ショッピングモール群の多くは、実は港区ではなく江東区の土地です。

そして見落とされがちなのが、西側に位置する潮風公園や旧・船の科学館が広がる品川区東八潮(ひがしやしお)です。陸路で直接品川区の中心部と繋がっていないため飛び地のような印象を与えますが、れっきとした品川区の管轄区域です。

このように、わずか数百メートル移動するだけで行政の管轄が目まぐるしく入れ替わる構造こそが、お台場という特異な埋立地が持つ最大の空間的特徴なのです。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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