韓国時代劇を歴史順に並べると?名作が繋がる年表と歴代王の真相

韓国時代劇を歴史順に並べると?名作が繋がる年表と歴代王の真相について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

朝鮮王朝の歴代王の治世と、それを舞台にした代表的な韓国時代劇を対比させると、歴史のミッシングリンクが一目瞭然になります。公式記録である『朝鮮王朝実録』の治世年とドラマ作品の対応関係は下表の通りです。

代 / 王名(在位期間)主な歴史的事件・背景代表作・関連名作ドラマ編集部の見解・鑑賞ポイント初代 太祖(1392-1398)
3代 太宗(1400-1418)高麗滅亡、漢陽遷都、第一次・第二次王子の乱『六龍が飛ぶ』
『大王世宗』
『私の国』理想の国家像を掲げた鄭道伝(チョン・ドジョン)と、鉄血の統治を選んだ李芳遠(イ・バンウォン)の対比が圧巻。4代 世宗(1418-1450)訓民正音(ハングル)創製、科学技術の発展『根の深い木』
『チャン・ヨンシル』学問的繁栄の陰で、民衆文字の制定に命がけで反対した両班貴族との水面下の闘争をスリラーとして描く秀作多数。6代 端宗(1452-1455)
7代 世祖(1455-1468)癸酉靖難(首陽大君による王位簒奪と幼王の追放・暗殺)『王女の男』
『インス大妃』
『不滅の恋人』王族内の最も残酷なクーデター。忠臣(死六臣)の忠節と引き裂かれた男女の悲恋を描く題材として屈指の人気。10代 燕山君(1494-1506)
11代 中宗(1506-1544)戊午士禍・甲子士禍(暴政)、中宗反正、趙光祖の改革『宮廷女官チャングムの誓い』
『七日の王妃』
『逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-』暴君・燕山君の狂気と、クーデターで即位した中宗の無力感。宮廷厨房や医女の視点から描かれた『チャングム』が歴史の転換点。13代 明宗(1545-1567)
14代 宣祖(1567-1608)文定王后の垂簾聴政、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)『オクニョ 運命の女』
『ホジュン 宮廷医官への道』
『不滅の李舜臣』外戚の腐敗極まる政治から、日本の侵略による国土荒廃まで。民衆の苦難とそれを救う英雄・実務官僚の奮闘が際立つ。15代 光海君(1608-1623)
16代 仁祖(1623-1649)中立外交、仁祖反正、丙子胡乱(清への服属と三田渡の盟約)『王になった男』
『華政(ファジョン)』
『恋人〜あの日輝いた君へ〜』かつて暴君とされた光海君の実利外交の再評価が進む。対照的に仁祖の無策が生んだ民族的屈辱の時代は近年最も熱い舞台。19代 粛宗(1674-1720)換局(政権の急激な交代劇)、仁顕王后廃位と復位、張禧嬪処刑『トンイ』
『張禧嬪(チャン・ヒビン)』
『チャン・オクチョン』王権強化のために女性と党派を利用した冷徹な粛宗の真の姿と、側室たちの死闘。視点作品によって善悪が逆転する。21代 英祖(1724-1776)
22代 正祖(1776-1800)蕩平策(党派対立の緩和)、米びつ事件(思悼世子餓死)、水原華城築城『ヘチ 王座への道』
『秘密の扉』
『イ・サン』
『赤い袖先』朝鮮後期ルネサンス。父を殺した祖父と、その父を慕い改革に命を燃やした孫正祖。人間心理の極限を描く傑作の宝庫。25代 哲宗(1849-1863)
26代 高宗(1863-1907)勢道政治(安東金氏らの専横)、大院君の執政、乙未事変、大韓帝国宣言『哲仁王后〜俺がクイーン!?〜』
『風と雲と雨』
『ミスター・サンシャイン』外戚の専横による国家の衰亡と、列強の侵略に抗う民衆。コメディから重厚な抗日・近代化ドラマまで多角化。
中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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