全統記述模試の結果返却日はいつ?偏差値とE判定逆転合格の極意

全統記述模試の結果返却日はいつ?偏差値とE判定逆転合格の極意について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をお届けします。

受験シーズンが深まる秋口、SNSやネット掲示板では「秋の第2回・第3回全統記述模試でE判定を取ったら志望校を変えるべき」「秋以降のE判定からの逆転は不可能」といった極端な言説が飛び交います。しかし、教育現場の実態と追跡データを検証すると、この見解には大きな盲点が存在します。

まず理解すべきは、「現役生と浪人生の学力伸長カーブのズレ」です。春から夏にかけての第1回・第2回模試では、すでに高校全範囲の演習を終えている浪人生が上位を占め、現役生の偏差値は低めに出る傾向があります。現役生が理科・地歴公民の全範囲を終え、英数の記述演習の成果が実を結び始めるのは11月以降です。そのため、9月〜10月に返却される記述模試の結果には、現役生が直前に伸ばした実力がまだ反映されていません。

さらに、全統記述模試の志望校判定における「E判定」は、合格可能性20%未満という広大な領域を一括りにしています。ボーダーラインまであと偏差値1〜2点足りない「実質D寄りのE判定」と、基礎知識すら定着していない「底辺のE判定」では、同じE判定でもその合格可能性は天と地ほどの差があります。成績表の「志望者内順位」と「合格ボーダーラインとの得点差」を確認せず、アルファベットの記号だけで絶望してしまうことこそが、受験生が陥る最大の心理的トラップです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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