点字ブロックの種類と見分け方|線と点の決定的な違いと黄色い秘密

点字ブロックの種類と見分け方|線と点の決定的な違いと黄色い秘密を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

基本の2種類に加え、特定の危険箇所向けに開発された特殊なブロックが存在します。その代表格が、鉄道駅のプラットホームで見かける「内方線(ないほうせん)付き点字ブロック」です。

種類・名称形状・特徴主な設置場所役割と判断基準誘導ブロック(線状)4本の平行な凸ライン(高さ5mm)歩道、通路の中央部、駅コンコース線の伸びる方向へ「進め」を指示警告ブロック(点状)格子状に並ぶ点状の突起(25個/枚)階段前、段差手前、分岐点、案内板前「一時停止」「危険箇所」を触覚で警告内方線付き点字ブロック点状ブロックの片側に1本の突条を追加鉄道駅のプラットホーム縁端部突条がある側が「線路と反対の安全な側」を示すエスコートゾーン路面に埋設された細長い突起帯横断歩道の中央部道路横断時の蛇行や方向逸脱を防止ホームドア用ブロックドア開口部に合わせた誘導・停止配置可動式ホーム柵設置駅の乗降口車両扉の位置へ正確にアプローチさせる

駅ホーム転落事故を防ぐ「内方線」の構造

駅のホームは視覚障害者にとって「欄干(手すり)のない橋」と形容される極めて危険な空間です。従来の点状ブロックだけでは、足で踏んだときに「どちら側が安全な内側で、どちら側が線路(危険な外側)か」を即座に判別することが困難でした。

国土交通省の設置基準見直しに伴い導入が進んだ「内方線付き点字ブロック」は、点状突起が敷き詰められたブロックの片端に、幅12mm程度の太い突条(線)が1本追加されています。この線の感触がある側が「ホームの内側(安全側)」であることを示しており、線路への誤進入や転落を防ぐ決定打となっています。

横断歩道を結ぶ「エスコートゾーン」の役割

道路交通環境において見落とされがちなのが、横断歩道の中央に設置される「エスコートゾーン」です。視覚障害者が広い交差点を渡る際、騒音や風によって方向感覚を失い、横断歩道を斜めに外れて車道へ進入してしまう重大事故が後を絶ちませんでした。エスコートゾーンは、横断歩道の中央に沿って敷かれた連続突起状のシートであり、白杖で叩きながら歩くことで対岸まで一直線に進むガイドラインとなります。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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