ヒトメタニューモウイルス検査の保険条件とは?大人の費用と登園基準
ヒトメタニューモウイルス検査の保険条件とは?大人の費用と登園基準に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
臨床の現場で最も鑑別に苦慮するのが、同じパラミクソウイルス科(現在はニューモウイルス科)に属する「RSウイルス」との違いです。両者はともに気管支炎や肺炎を引き起こし、ゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)を伴うため、問診や聴診だけで見分けることは熟練の医師でも容易ではありません。客観的なデータと特徴の比較を整理したものが以下の表です。
このように、ヒトメタニューモウイルスとRSウイルスの違いや見分け方を整理すると、RSウイルスが「生後数か月の乳児で無呼吸や重篤な呼吸不全を起こしやすい」のに対し、ヒトメタニューモウイルスは「歩き回る1歳から3歳前後の幼児で高熱と激しい咳が4〜5日続く」という差異が浮かび上がります。
ヒトメタニューモウイルスの潜伏期間と症状の経過を詳細にたどると、感染から約4〜6日の潜伏期を経て、初期は鼻水と発熱から静かに始まります。ところが感染2〜3日目から39度前後の高熱へ急上昇し、激しい気管支炎症状(湿った咳、夜間の咳き込み、喘鳴)が現れます。熱が下がるまでに5日程度を要し、咳自体は解熱後も1〜2週間にわたって残存するのが典型的なパターンです。