車両保険は本当に必要?いらないと言われる真相と失敗しない見直し術
車両保険は本当に必要?いらないと言われる真相と失敗しない見直し術の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
損害保険料率算出機構が公表する自動車保険の概況データによると、任意保険加入者のうち車両保険を付帯している割合は全国平均で約45〜50%前後で推移しています。つまり、ドライバーの約半数は車両保険を外しているのが実態です。
なぜここまで多くの人が「車両保険はいらない」と判断するのか。そこには単なる節約志向だけではない、合理的な経済的理由が存在します。
車両保険の加入有無を大きく分ける主な要因は以下の3点です。
- 車の時価額(車両保険金額)の減少:初度登録から年数が経つと、協定保険価額が下がり、万一全損しても支払われる上限額が数十万円程度まで目減りする。
- 高額な保険料負担:対人・対物賠償のみなら年間3万円前後の保険料が、車両保険を付けるだけで6万〜10万円超に跳ね上がる。
- 使った場合のデメリット:修理代をもらえても、翌年以降の等級ダウン事故ペナルティ(事故有係数適用期間)による保険料値上がりの方が重くなるケースが多発する。
特に金融知識が豊富なドライバーの間では、「確率が低く発生時の損失が生活を破綻させるリスク(相手への賠償)」は保険でカバーし、「自力で貯蓄から補填できるリスク(自車の修理代)」は保険に頼らないというリスク管理の原則が定着しています。