自責点とは?失点との違いや計算方法・判定基準を徹底解説【2026年版】

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SNSやネット中継のコメント欄で頻繁に見受けられるのが、「パスボール(捕逸)と暴投(ワイルドピッチ)を混同した誤解」や「タイブレークで失点したリリーフへの理不尽な批判」です。

前述の通り、捕逸は捕手が捕球できたはずのボールを後逸したミスであり、公式記録上はエラーと同等に扱われます。走者が三塁にいる状況で捕逸が起きて生還した場合、投手の失点にはなりますが、自責点はゼロです。対照的に、投手がワンバウンドするフォークを投げて止められなかった暴投は、投手の責任であるため自責点がつきます。記録員が球種やコース、捕手のミットの動きを瞬時に見極めて下す「捕逸か暴投か」の判断一つで、投手の防御率は劇的に上下します。

また、国際大会(WBCやプレミア12)だけでなく、現在のプロ野球や大学・社会人野球でも定着したタイブレーク時の自責点ルールは、ファンの間でも誤解が絶えません。延長10回無死一・二塁など、走者が最初から塁上に配置されて開始されるイニングでは、その配置走者たちは「相手守備陣のエラーによって出塁した走者」とまったく同じ扱いを受けます。

したがって、後続打者にクリーンヒットを浴びて先制点を許したとしても、初期配置された走者が生還する限り、投手の自責点は1点も増えません。この事実を知らない観戦者からは「タイムリーを打たれたのになぜ自責点ゼロなのか」と疑問の声が上がりますが、投手の純粋な責任を評価するための極めて合理的な救済措置なのです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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