Zoneエナジードリンクが「やばい」真相…カフェイン量を徹底検証
Zoneエナジードリンクが「やばい」真相…カフェイン量を徹底検証の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。
検索エンジンで「ZONE エナジードリンク」と入力するとサジェストされる「死亡事故」という不穏な噂。結論から申し上げますと、日本国内においてZONeの直接的な飲用のみを原因とする死亡事故が公的に確認・報道された事実はありません。
では、なぜこれほど不気味な噂が定着してしまったのでしょうか。取材班が過去の報道アーカイブとネット言説の変遷を調査したところ、複数の要因が絡み合って生まれた「誤認の連鎖」が判明しました。
最大の要因は、米国で過去に大きく報道された他社製高カフェイン飲料による死亡訴訟事例との混同です。アメリカでは過去に、基礎疾患(心臓疾患など)を持つ未成年者が大容量エナジードリンクを短時間に複数本連続で摂取したことによる心不全死亡事故が発生し、遺族による訴訟が世界的なニュースとなりました。この海外ニュースが日本のSNSや5ちゃんねる等でまとめられる過程で、「500mlの大容量=ZONe」というイメージと短絡的に結びつけられ、尾ひれがついて拡散したのが真相です。
もう一つの要因は、「カフェイン粉末・錠剤の乱用事故」および「アルコール同時摂取」の危険性との混同です。日本国内でも市販のカフェイン錠剤を短時間で大量に過剰摂取したことによる急性カフェイン中毒死は報告されていますが、これは清涼飲料水であるZONeとは投与量・形態がまったく異なります。また、若年層の間でエナジードリンクを高濃度アルコールで割って飲む危険な飲み方がSNSで話題になった際、「エナドリで搬送」「命の危険」というセンセーショナルな切り抜き投稿が横行し、ZONeの危険性として記憶に刷り込まれてしまった側面があります。
法規上、日本の清涼飲料水規格では医薬品のような劇的なカフェイン濃縮は禁じられており、用法・用量を守っている限り即座に命を落とす危険性はありません。しかし、「ジュース感覚で1日に4〜5本を一気飲みする」「エナジードリンクを飲んで徹夜を何日も続ける」といった極端な無茶をすれば、心臓麻痺や急性中毒による重篤な健康危機に直面することは医学的に十分あり得ます。