フリースタイルダンジョン三代目の全貌!最強布陣と突然の幕引きの真相
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2019年9月4日の放送回にて電撃的にお披露目されたフリースタイルダンジョン三代目メンバーは、それまでの番組の枠組みを大きく拡張する驚きに満ちた人選でした。初代から続く正統派ストリートの文脈を継承しつつ、ジャンルやスタイルの境界線を越えた人選は、MCバトルという表現形態の成熟を象徴していました。まずは、番組史に刻まれたフリースタイルダンジョン三代目モンスター一覧を整理します。
防衛の要として君臨したのは、二代目から続投となった呂布カルマとFORK(ICE BAHN)の2名です。言葉の重みと冷徹なロジックで対戦相手の存在論を解体する呂布カルマと、完璧なライミングとブレないスタンスで圧倒的勝率を誇ったFORK。この「二枚看板」を残したことこそが、三代目を歴代最強の難攻不落要塞たらしめた最大の要因でした。
ここに加わった新戦力は、いずれも強烈な個性とキャリアを誇る手練ればかりでした。関西ヒップホップの雄・韻踏合組合から、それまで審査員席に座っていたERONEがプレイヤーとして電撃参戦を果たします。百戦錬磨の韻のスペシャリストが審査する側から受けて立つ側へ回る構図は、番組に心地よい緊張感をもたらしました。
最大のサプライズと評されたのが、ジャパニーズ・レゲエ界の重鎮MIGHTY JAM ROCKから参戦したJUMBO MAATCHの抜擢です。ヒップホップの番組にレゲエDeeJayをモンスターとして迎える試みは異例中の異例であり、ストリートミュージック同士の真剣勝負という新たな地平を切り拓きました。圧倒的な声量と現場叩き上げのバイブスは、多くのチャレンジャーを威圧しました。
さらに、チャレンジャーとして初代・二代目を幾度となく苦しめ「ダンジョンキラー」の異名を取ったTKda黒ぶちが待望のモンスター入りを果たします。早口かつ正確なライミングと溢れ出る情熱は、番組随一の熱量を生み出しました。そして最後のピースとして選ばれたのが、超人的なリズムキープと変幻自在のフロウでシーンに衝撃を与えていたIDです。オールドスクールな韻の踏み合いにとどまらない、音楽的フロウの極致をダンジョンに持ち込みました。
これら6名の強豪を束ね、最終関門として構えたのが二代目に引き続きラスボスを務めたR-指定(Creepy Nuts)でした。誰一人としてスタイルが被らない、まさに即興言語芸術の見本市と呼ぶにふさわしい布陣が完成したのです。