パッションフルーツの育て方決定版!実がつかない理由と冬越し術
パッションフルーツの育て方決定版!実がつかない理由と冬越し術の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。
パッションフルーツの収穫において、最大の過ちは「まだ実が硬く酸っぱい段階で無理にもぎ取ってしまうこと」です。
確実な収穫時期の見極め方は、「果実が自ら樹からポロリと落ちた瞬間」にあります。開花から約60〜70日経過すると果皮が鮮やかな赤紫色(または黄色)に着色し、完熟を迎えるとヘタの離層から自然落果します。実が落ちて地面で傷つくのを防ぐため、果皮全体が色づいた段階で果実の下に排水口ネットやストッキングを被せて吊るしておくのがプロの現場で用いられる手法です。
収穫直後の果実は果皮がつるつるとしてハリがあり、爽やかな酸味が際立っています。もちろんそのままでも美味しく食べられますが、極上の甘みと香りを引き出すには「追熟(ついじゅく)」が欠かせません。
収穫した果実を室温(20℃〜25℃の直射日光が当たらない場所)で数日から1週間ほど置いておくと、果皮の水分が抜けて表面全体に細かなシワが寄ってきます。このシワこそが、酸味が抜けて糖度が凝縮した「最高の食べ頃サイン」です。半分に切ってスプーンですくい、タネごとパリパリとした食感と濃厚なトロピカルフレーバーを堪能してください。