車の法定点検とは?車検との違い・受けない罰則の真相と費用相場
車の法定点検とは?車検との違い・受けない罰則の真相と費用相場の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
ネット上のQ&AサイトやSNSで最も誤解されているのが、フロントガラスに貼られた「丸いステッカー」の扱いです。時計の文字盤のような形状から「ダイヤルステッカー」とも呼ばれるこの標章は、認証工場で法定点検を完了した証として貼られます。
「法定点検を受けなくても罰則はない」とお伝えしましたが、実は点検整備済ステッカーの期限が切れたまま放置して走行すると、道路運送車両法違反で処罰される可能性があるという強烈な落とし穴が存在します。
道路運送車両法第109条および保安基準の規定により、フロントガラスに貼り付けてよい物品は車検ステッカー(検査標章)やドライブレコーダーなど厳格に制限されています。ダイヤルステッカーの貼付が認められているのは「有効期限内に限る」という条件付きです。つまり、期限が切れたステッカーを剥がさずに放置したまま公道を走行すると、最高30万円以下の罰金刑の対象となります。
現場の警察官がこれだけで直ちに赤切符を切る事例は極めて稀ですが、街頭検査や他の交通違反で停止を求められた際、整備不良として厳重注意や剥離指導を受けるケースは現実に発生しています。「点検を受けないなら、せめて期限切れステッカーは自分で剥がしておく」というのが、法令上知っておくべき必須の知恵です。