ベテルギウスはもうない?超新星爆発の現在と640光年の真相
ベテルギウスはもうない?超新星爆発の現在と640光年の真相の重要なポイントについて、最新情報を詳しくお届けします。
夜空を見上げれば今も確かに赤く光っているベテルギウスですが、なぜ「もう存在しない」という言説が広まるのでしょうか。その答えは、天文学における約640光年という距離の概念にあります。
私たちが今見ているベテルギウスの姿は、リアルタイムの星そのものではなく、約640年前(日本の室町時代〜南北朝時代頃)に放たれた光です。もし仮に、西暦1500年代や1800年代にベテルギウスが寿命を迎えて超新星爆発を起こしていたとしても、その光や爆発の衝撃波はまだ地球に届いていません。
「現在の宇宙空間において、すでにベテルギウスという恒星の実体は吹き飛んで消滅しているかもしれない」という意味において、「ベテルギウスはもうない」という表現は物理的・理論的に十分成り立ちます。しかし、地球から観測できるタイムライン基準で言えば、2026年現在もベテルギウスは元気に脈動を続ける赤色超巨星として夜空に存在しています。