生理は何歳まで?平均閉経50歳の真実と50代の不正出血を見分ける極意
生理は何歳まで?平均閉経50歳の真実と50代の不正出血を見分ける極意の重要なポイントについて、分かりやすい解説を基に徹底解説します。
医学的な定義において、「閉経」とは卵巣の機能が低下し、月経が永久に停止した状態を指します。具体的には、最後の生理が来てから1年間(12か月間)まったく生理がない状態を確認できた時点で、初めて「1年前に閉経していた」と後方視的に診断されます。つまり、生理が数か月止まったからといって、その瞬間に閉経を確定させることはできません。
日本産科婦人科学会などの公的な指針によると、日本人女性の平均閉経年齢は50.5歳です。40歳以上の女性を対象とした各種メディアのアンケート調査(Web eclat調べ・閉経経験者271人対象)でも、閉経を迎えた実年齢として最も回答が集中したのは「50歳」(全体の約5分の1に相当する51人)でした。しかし、ここで最も留意すべきは閉経年齢の個人差の広さです。
早い人では40代前半で迎えることもあれば、50代後半(56〜57歳頃)まで規則的な排卵と月経が保たれるケースも日常診療では当たり前に見受けられます。「50歳を過ぎたのにまだ終わらないから異常」「同年代の友人はもう上がったのに自分だけ続いている」と焦る必要は原則としてありません。閉経の時期は、初経を迎えた年齢や出産経験の有無とは直接連動せず、生まれ持った原始卵胞の減少スピードや体質に左右されるところが大きいからです。