日光の三猿に隠された真実|全8面の生涯物語と4匹目の謎を徹底解説
今注目を集めている 日光の三猿に隠された真実|全8面の生涯物語と4匹目の謎を徹底解説について、詳しいまとめをご紹介しています。
Q1:日光東照宮の三猿の正しい並び順は、右からですか?左からですか?
A1:神厩舎の彫刻を正面から見ると、向かって左から「見ざる(目を塞ぐ)」「言わざる(口を塞ぐ)」「聞かざる(耳を塞ぐ)」の順に並んでいます。一般的なことわざでは「見ざる、聞かざる、言わざる」と語られることが多いですが、実際の彫刻の配置は中央に「言わざる」が位置しています。
Q2:なぜ「見ざる聞かざる言わざる」の順番で呼ばれることが多いのですか?
A2:日本語のリズム感(五七五の音数律)として「みざる・きかざる・いわざる」のほうが口頭で語りやすく、天台宗の僧侶・良源の古歌「みずきかずいはざる〜」に代表される古典的な言い回しが民衆の口承文芸として定着したためです。東照宮の視覚的配置と口承ことわざの語順には若干の差異があります。
Q3:日光東照宮の神厩舎にある白馬は本物ですか?
A3:本物の神馬(しんめ)が繋がれています。ただし、馬の健康管理や気候条件を考慮し、神厩舎に姿を見せるのは原則として午前中の特定の時間帯(概ね午前9時30分から午後12時頃まで)に限られています。午後は専用の厩舎で休養しているため、生きた白馬を拝観したい場合は午前中の早い時間帯に訪れることをおすすめします。
Q4:秩父神社にも有名な猿の彫刻があると聞きましたが、日光の三猿とは何が違うのですか?
A4:埼玉県秩父市の秩父神社には「お元気三猿」と呼ばれる彫刻があります。日光東照宮の三猿が「見ざる・言わざる・聞かざる」と外界を遮断しているのに対し、秩父神社の猿は「よく見て、よく聞いて、よく話す」という正反対のポーズを取っており、何事にも前向きに取り組む活力を象徴する対比的な存在として有名です。