二度寝はなぜ至福?体に悪い噂の真相と罪悪感ゼロで起きる秘訣を徹底解説

二度寝はなぜ至福?体に悪い噂の真相と罪悪感ゼロで起きる秘訣を徹底解説の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

一方で、十分な睡眠時間を確保しているにもかかわらず毎朝起き上がれず、重度の二度寝を繰り返してしまう場合、意志の力や生活態度とは別の医学的疾患が隠れている可能性があります。

第一に疑われるのが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)です。睡眠中に呼吸が止まることで血中酸素濃度が低下し、脳が頻繁に覚醒状態を繰り返すため、7〜8時間ベッドの中にいても実際には深刻な睡眠不足に陥っています。日中の強い眠気や、朝起きた瞬間の口の渇き・頭重感を伴うケースが典型的です。

第二に、若年層から働き盛り世代にかけて見落とされがちなのが、起立性調節障害(OD)や概日リズム睡眠・覚醒障害です。自律神経の不調により、体を起こした瞬間に血圧が急低下して脳貧血状態に陥るため、物理的に体を起こすことが困難になります。さらに、日中に我慢できない眠気が続く特発性過眠症やナルコレプシーなどの過眠症も存在します。

睡眠医療の専門クリニック現場からは、「起きられない苦しみを気合や根性の問題として抱え込み、長年うつ病と誤認されていた患者が適切な睡眠治療によって劇的に回復した」という臨床例が多数報告されています。日常生活や仕事に明確な支障が出ている場合は、自己嫌悪に陥る前に睡眠外来や心療内科を受診する決断が不可欠です。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest