耳抜きとは?痛みの原因と正しいやり方・抜けない理由を徹底解説
耳抜きとは?痛みの原因と正しいやり方・抜けない理由を徹底解説に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
Q1:飛行機で乳幼児や子どもが耳を痛がって泣き叫ぶときはどうすればいいですか?
A1:子どもは大人に比べて耳管が水平で短く、自発的な耳抜き操作ができません。降下が始まるタイミングを見計らい、哺乳瓶でミルクを飲ませる、ストローで飲み物を吸わせる、あるいは幼児であればグミや飴を噛ませて嚥下運動を促してください。泣くこと自体も喉の筋肉を動かして耳管を開く生体反応の一つですが、事前に気圧調整機能付きの小児用耳栓を装着させておくことが最も効果的な予防策となります。
Q2:耳抜きをしようとしても片耳だけ抜けないのはなぜですか?
A2:人間の顔面構造や鼻中隔は完全に左右対称ではなく、鼻中隔彎曲症や片側の鼻粘膜の肥厚、耳管の太さの違いが日常的に存在するためです。片側だけが抜けない場合は、抜けない側の耳を上に向けるように首を少し傾け、喉の筋肉を伸ばした状態でソフトに息を送り込むと通りやすくなります。それでも通らない場合は耳管狭窄症などの病変が疑われるため、決して力任せに加圧を続けてはいけません。
Q3:耳抜きをした後、耳に水が入ったような閉塞感や痛みが数日残っていますが治りますか?
A3:それは一時的な気圧差ではなく、陰圧によって中耳腔の粘膜から浸出液が染み出している「航空性中耳炎」または鼓膜の微小損傷が生じている可能性が高い状態です。放置すると滲出性中耳炎が慢性化したり、難聴が固定化する恐れがあります。数時間経っても詰まり感が消えない場合は、耳抜きを試みるのを直ちにやめ、速やかに耳鼻咽喉科を受診して鼓膜の視診と聴力検査を受けてください。
Q4:ダイビング前に普段の生活で耳抜きの練習を繰り返しても大丈夫ですか?
A4:トヨンビー法やフレンジェル法の筋肉の動かし方を確認する練習であれば問題ありません。ただし、バルサルバ法で強く息を吹き込む練習を過剰に行うと、健康な鼓膜を不必要に疲弊させ、耳管粘膜を痛める原因になります。陸上での練習は「鼻をつまんで唾を飲む」「舌根を持ち上げる感覚を掴む」といった低侵襲なメソッドに絞り、1日につき数回程度にとどめるのが賢明です。