旅する蝶アサギマダラが好む花とは?庭に呼ぶ植栽と生態の謎
旅する蝶アサギマダラが好む花とは?庭に呼ぶ植栽と生態の謎について分かりやすく解説いたします。最新の情報をお届けします。
アサギマダラを呼ぶ花として最も名高いのは秋の七草の一つであるフジバカマ(藤袴)ですが、それ以外にも強い誘引力を持つ植物がいくつか存在します。
園芸店や自生地で見られる主な好適植物は以下の通りです。
- フジバカマ(キク科):圧倒的な集蝶力を誇る本命植物。白紫色の細かな花が密生し、強い香りと豊富なピロリジジンアルカロイドを放出します。
- ヒヨドリバナ(キク科):山野に自生するフジバカマの近縁種。フジバカマよりもやや開花が早く、山間部や冷涼地での誘引に威力を発揮します。
- スイゼンジナ(水前寺菜・キク科):金時草とも呼ばれる多年草。オレンジ色の独特な花を咲かせ、秋口から初冬にかけてアサギマダラの貴重な給餌ポイントになります。
- ツワブキ・ヒヨドリジョウゴ:晩秋の渡りルート終盤において、エネルギー補給用として立ち寄る姿が確認されています。
庭やプランターで植栽を計画する場合、主軸には開花期が長く管理しやすいフジバカマを選び、サブとして開花時期が微妙にズレるスイゼンジナなどを組み合わせると、長期間にわたって飛来を楽しむ環境が整います。