日光東照宮の三猿に4匹目が存在?本当の意味と順番の謎を解く
日光東照宮の三猿に4匹目が存在?本当の意味と順番の謎を解くとはどのようなものなのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
一般的に広く浸透している「見ざる言わざる聞かざる(あるいは見ざる聞かざる言わざる)」という言葉は、日常会話において「都合の悪いことには関わらない」「見て見ぬふりをする」といった、やや消極的・保身的なニュアンスで使われるケースが少なくありません。しかし、見ざる言わざる聞かざる 意味の根底にあるのは、まったく逆の能動的かつ崇高な自己コントロールの哲学です。
このことわざの本義は、「他人の欠点や過ち、世の中の悪しき事象をむやみに見たり聞いたりせず、自分もまた他人の悪口や軽率な言葉を発しないことで、心の平安を保ち災いを避ける」という戒めにあります。語尾の「ざる」は打ち消しの助動詞「ず」の連体形であり、「猿(さる)」との見事な地口(言葉遊び)によって覚えやすい教訓として定着しました。
正しい見ざる言わざる聞かざる ことわざ 使い方を理解すると、ビジネスや人間関係における処世訓として極めて実践的であることが分かります。例えば、職場の根拠のない噂話や他部署のゴシップに巻き込まれそうになった際、「無用なトラブルを防ぐため、ここは見ざる聞かざる言わざるに徹しよう」と自戒を込めて使うのが本来のあり方です。他人の不正やコンプライアンス違反を黙認する隠蔽工作を正当化する言葉として使うのは明らかな誤用であり、言葉が本来持つ品格を損ねてしまいます。