韓国を揺るがすトロットとは?日本の演歌との違いや爆発的ブームの深層

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韓国で巻き起こった熱狂は、玄界灘を越えて日本市場にも直接的なインパクトを与えています。その嚆矢となったのが、日韓共同企画として2023年冬から放送された『トロット・ガールズ・ジャパン』です。松崎しげるやケンドーコバヤシ、韓国のトロット女王シン・ジら日韓の重鎮が審査員を務め、昭和・平成の名曲歌謡を新世代の女性ボーカリストたちが競い合いました。

さらにブームを決定づけたのが、2024年に韓国MBNおよび日本で配信された『日韓歌王戦』です。韓国のオーディション番組『現役歌王』を勝ち抜いたTOP7と、日本の『トロット・ガールズ・ジャパン』で選出されたTOP7(福田未来、かのうみゆ、東亜樹、住田愛子ら)が国家のプライドを懸けて激突しました。日韓の参加者たちが互いの言語で名曲を歌い継ぎ、言語や歴史の壁を軽々と超えて涙を流し称え合う姿は、両国のSNSで爆発的な反響を呼びました。

特に住田愛子が披露した近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」のパフォーマンス映像は、韓国のYouTube急上昇ランキング1位を獲得し、再生回数は瞬く間に1000万回を突破。日本の昭和歌謡が韓国のトロット的アレンジと融合することで、両国の若いデジタルネイティブ層を熱狂させるという、前例のないクロスオーバー現象を生み出しました。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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